今日は 日本モンテッソーリ教育綜合研究所 附属『子どもの家』の見学会に行ってきました。
下丸子駅を出て少し歩いて、あった、あった…。
「公益財団法人 才能開発教育研究財団」といかめしい名前がついたビル。
ちょっと引き気味になりながら入ると、学長代理が迎えてくれました。とても優しい感じの、権威ぶったところの全くない方でした。
説明会はとても優しい感じでした。
そしてなんといっても教室が素晴らしかった。
前に、「学芸大学こどもの家」に見学に行った時、小さいけれどすごく素敵な保育園だな〜!と感激したけれど、それをはるかに上回る、密度の濃い環境でした。

柑菜はまず入り口の水槽にかぶりつき、金魚にチュー、というか水槽を舐めて^^;
それから少しの時間、教室内を歩き回り、昆虫や岩石のカードを手当たり次第に引っ張り出して眺め、最後に水槽の金魚にバイバイと手を振りながら退室しました。

一目で気に入りました。外の幼稚園など見ていないのですが、もう絶対ここがイイ!
お金がかなりかかるけど…。
子供達もとても生き生きとしていました。
なのでその場で申込書を記入して提出してきました。
申し込みは1歳半になってから出来て、入園のタイミングは2歳半がベストだそうです。
入れるといいなあ!


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左:キジバト、右:ドバト(カワラバト)

キジバトは首のところに縞模様があり、ドバトは首のところが玉虫色(緑か紫)に光っています。

鳥のビッツカードを作って見せてたんだけど、この半年くらい、見るハト全部ドバト。

東工大、上野公園、洗足池、碑文谷公園…

あれ?キジバトはどこ???

そんなある日、とうとうキジバトを発見しました!

スズメのお宿公園にいました。貴重なせいかドバトより気高い感じが!^^

 

それと同じように、ハシブトガラスとハシボソガラス、両方いるはずなんだけど、

見るカラス全部ハシブト。ハシボソガラス見つけるぞ!

 


この本も科博のショップで買いました。
この本はちょっと難しかった。
最近の幼児教育についてのレポートのような本です。
アメリカでは1世代前まではカードを使って言葉や算数を教える事が(←家庭保育園はこれですね)重要とされてきたが、今はモンテッソーリ(ではないようだけど)的なアプローチが思案されているようです。
なぜなら、成功に必要な条件は言語や算数ではなく、「やり抜く力」、「自制心」など人間力(ここでは「性格(の強み)」といっている)であるという、言われてみればそのとおりという結論で、そうなんだけど意図的にそういう性格を作り出すにはどうすればいいか…という部分がテーマ。でも明確な答えはない。

 

結論からいくと、

「やっぱりモンテッソーリ教育が大事!」

「結局のところ、親の愛情が一番大事!  」

「子供の心に寄り添おう! (←私はこれが自信ないので心配…)」

でした。
あとモンテッソーリ教育では、子供が集中する事でで正常化すると書いてあるけど、
集中現象以外でも、「親の心が子供の心に寄り添った時」にも正常化が起こるということが示唆されていた。
親子の絆の不思議。親の子への愛着が子供を正しい方向へ向かわせる。

 

また、アメリカは貧困の差が激しく成功の条件も人によって様々なので、本の中でもそのブレがあり、最初はそこに気づかなくて読みにくかった。
かたや、早教育を受け、有名大学を出ても困難を切り開く力のない学生達の現状を挙げ学力主義の教育に異を唱えながらも、かたや猛勉強して大学への道を切り開かなければならない貧困層の子供たちを支援する方法論。彼らが貧困から抜け出すためには大学は悲願なのである。(←わかりにくいでしょ?^^;)
目指す成功は、ざっくりと以下だった。
1.ジョブスのような新しい世界を切り開く力のある人間を育てたい。
2.早教育組が成功しなくてもたいした事はないけれど、貧困組は刑務所かよくて矯正施設に行くので、一人でも不幸な子供を減らしたい。

 

心に止めておきたいポイントがあった
ラットの実験で、小ラットを母ラットから離し、少ししてから戻した時、小ラットを舐めて毛繕いする親としない親がいた。
毛繕いされたラットと毛繕いされなかったラットは成体になってから健康状態に著しい差があった。
小ラットは母ラットから毛繕いされる事で、受けたストレスを「無かった事にできる」ことが分った。(分泌される物質を調べて)

 

さらに、生まれて間もない頃に母ラットに毛繕いされた子は、DNAのゲノムにまで影響を及ぼす事がわかった。
それは成体になってからストレスホルモンを処理する場所、海馬をコントロールする部分だった。
生まれてから間もない頃に毛繕いされたラットの子は健全なストレス反応機能にスイッチが入った。
つながりは証明されていないが、虐待を受けた自殺者の細胞では、ゲノムの同じ場所に影響があり、効果は逆で、健全なストレス反応機能のスイッチが切れていた。

 

・モンテッソーリでいう「正常化」のような事が脳内で起こる事が科学的にわかった。
・親の愛情(本の中ではアタッチメント(愛着))が子供に伝わった時、子供は変わる。

 

16歳のシングルマザーに育てられた少女の話。
少女も母親と同じ道を辿っていた。逮捕された後、母親が泣きながら、何時間も少女に話した。
「あなたには、わたしみたいになってほしくないの…
あなたが歩いている道は私が良く知っている道だ。…
でも、あなたの次の物語は違うものにする事ができる。
無計画な妊娠を避ける事もできる…、大学にも行く事ができる…」
この話のあと、なぜか少女は代わり、荒っぽい仲間と離れ、一人で勉強をして大学に入るまでに至った。
何が起こったのか?
いったいどこに、懸命な勉強や成功へと向かわせる何かがあったのか?

 

そして「性格の強み」を引き出すための試み例がたくさん書かれていた。
性格の通知表、チェスのコーチング等々…

 

最後の著者の親としての文章がやっぱり一番共感した。それはだいたいこんな感じ。
「幼稚園に入るまでモーツアルトのCDを浴びせ続けなかった事や、教育用のカードを使わなかったせいで、息子が成功者になれなかったらどうしよう…」
しかし脳科学者達の研究は違う方向を示していた。
確かに最初の数年は子供の脳の発達にとって決定的に重要ではある。しかし肝要なスキルは教育カードで教えられるものではない…
親は子供を失敗から守りたいと思うけれど、本当に成功をさせたければ失敗させなくてはならない。失敗から学ばせる必要がある。
失敗からどう学ぶかを知る事の重要性は本書の多くの章に共通のテーマである。…

 

と、この本を読んでからドッツカードさぼり気味!
いや、言葉と算数、大事だからやっておこう。。。